父の脳梗塞が再発しました。
回復期リハビリテーション病院へ転院して
一週間もたたないうちでした。
回復リハ病院での父の様子は
そう変わらない感じでした。
気になることは結構ありました。
前回の急性期病院からあったのですが
夜中寝ている時、
無呼吸の時間があるということ、
尿が自力でだせず、
尿道カテーテルをしていたこと、
便秘で10日ほど大便がでないこと等々。
父が回復リハ病院に転院してから
家族が誰かしら毎日
見舞いに行っていましたが、
その中でも
母が特に気にしていたのは
便が10日も出ていないということで、
病院もそこまで処置に積極的でない様子を感じ
少々文句を言っていました。
(まあ便秘に関しては
父本人の日常生活に問題もあったのです。
父は排便を下剤とトイレのウォシュレットに
ほぼ頼り切っていたので、
自ら排便する力が、
すでに入院する前から
あまりないと言ってもいい状況だったのです)
まあそれでも
リハビリ担当の方は
父がリハビリを結構頑張っているという
話をしてくれた直後でした。
話が乱れてしまっていますが、
そして今日は
私と弟の奥さんで父を見舞いに行ったのです。
見舞いに行くと、
10日ほど大便をだしていない父の
排便作業を看護師が2人?がかりでやっており
病室(個室)のカーテンを開けると
強めの臭いがしました。
中にいる看護師から
少し待ってくれと言われました。
20分ほどまち、
換気して臭いも落ち着いたところで
弟の奥さんと病室に入りました。
父は寝ていました。
しかし起こそうとしても
父は目を覚ましません。
私達は、父がリハビリで疲れているのだろうと
思っていました。
看護師さん?も
食事の時間が近いということで
父を軽く揺さぶるように起こそうとしました。
すると父はそれに反応して
目を少し開けました。
しかし、
すぐにまた目を閉じて
眠ってしまいました。
しばらく父の様子を眺めていたのですが、
どうやら呼吸していない状況が
素人目で見ても
わかるほどにあったのです。
でもまあ、看護師さんからも
『最近、無呼吸の状態になることが多いです』
と言われていましたし、
以前からその兆候があったので
特別に驚きはしなかったのですが、
やはり身近で見ていて
父が呼吸をしない状況をみていると
見ている家族としては
かなり不安を覚えました。
とは言え、
再び呼吸を始めるので
不安はあるものの
10分くらいで退室しました。
それから2時間後……
病院から連絡がありました。
『家族様が見舞いに来られたあと、
やはり意識レベルが低いかもしれないと思い
MRを撮った結果
新たな脳梗塞が見つかりました。
これから元いた急性期病院へ
再びいくことになります。
今すぐ、こちらにこれますか?』
私はとりあえず
特に荷物も持たずに
自転車で病院へ行きました。
そして医師から
簡単な説明をされました。
(この時、医師は
電話でも話した現状を説明したあと
こちらの質問などを待ち構えるように
こちらの出方を待つような
間をもたせるやりとりをしていました。
ちょっと違和感がありましたね。
まあ、たしかにこういう場合、
患者の家族側からしたら
病院へ苦情を言う場合もあるから
それに対する身構えだったのではないかと
思います
まあよく考えると
こういう病院にも過失があるかもしれない
状況の中で
患者に対して
『なにか気になることはありますか?』
というのも、
ちょっと白々しいような感じもありますしね)
これから救急車で
元いた急性期病院へ行くということで
父の病室で
父を眺めながらしばらく待ちました。
とりあえず父は
今までと変わらない感じで
意識はあり、
声をかけると反応もありました。
20分ほど待った後
紹介状や内服薬などを受け取り
救急車に同乗し
元いた急性期病院へ到着。
1週間もたたないのに
再び入院書類などを渡され
正直うんざりです。
(看護師さんからは
一入院一書類なのでと
一応前置きを言われました)
(ここからがまた
時間がかかりました。
疲れます)
MRIの検査の結果を
医師から告げられました。
左脳に新たな脳梗塞があるということでした。
(場所については中心に近い部分でした。
微妙なところだけど、身体機能にはあまり影響しない
可能性が高いということでした)
さらに右脳の一部分にも
はっきりしないが
脳梗塞かもしれない箇所があるということでした。
再びこの急性期病院で
薬を変えるなどしながら様子をみて
再び回復リハ病院へ行くことも視野にいれながら
考えていくということでした。
医師の説明が終わったあと、
さらに待ったあと、
ようやく再入院の準備が整い
再び父に面会しました。
15分ほど父のベッドの近くで座り
心電図などのモニターを眺めていました。
だいたいな感覚ですが
30秒おきくらいに
呼吸と無呼吸の状態が繰り返される
状況が
モニターから見て取れました。
(呼吸数が0になるのですが
当然アラームがなります)
当然父は寝ていた?のですが、
これほど無呼吸の状態が多く出ているとは
思っておらず
正直『大丈夫か、これ?』と
不安になりました。
(血中酸素濃度については
90%を切ることはあまりありませんでした)
しばらく様子を見たあと、
このままここにいても埒が明かないと思ったので
帰ることにしました。
帰り際、
担当の看護師さんに
無呼吸の状況について聞きました。
看護師さんが言うには
『絶対とは言えませんが
一般的にも無呼吸の状態が続いても
血中酸素濃度が低くなり続けなければ
とりあえず即座に悪影響がでるということは考えにくく
様子をみていく状況です』
ということでした。
午後の10時をまわっていました。
駅までそれほど遠くない距離なので
歩いて行き
電車にのって帰宅。
明日、仕事に行かなくてはいけないので
入院手続きに必要な書類などを用意して
母に説明して渡しました。
あー、正直疲れます。
とは言え、
やはり父にはできる限り
長生きしてもらいたいし、
自分がつぶれないようにしながら
頑張っていくつもりです。