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10月22日

今日、予定通り
自宅へ向けて退院するにあたって
改めて病院で面会が行われました。

こちら側は
自分と母、そして父親担当のケアマネさんの3人。
病院側は
担当医師、看護師、リハビリ士、ソーシャルワーカーの4人。

話しの中で
案の定、
退院時期の話しが病院側からだされ、
11月いっぱいでどうかという話しが出されました。

母親は
案の定、少々食い下がりました。
“自分の知り合いの脳梗塞発症者の話では
 期限の5ヶ月間、リハビリ病院にいて良くなったが
 主人の期限の1月中まで
 入院してリハビリに励むことはできないのか”と。

それに対して
リハビリ士は
“たしかにそういうケースもあるのだが
 今のご主人の現状
 なかなかむずかしい”と。

医師も
“現在、自分で動くことも難しく
 意思表示も難しい状況であり
 今のまま入院しても現状維持で
 これ以上の回復が期待できない。

 それに
 年末にかけて
 入院希望者も増えていき
 入院を断らなくてはいけない
 状況もあるんですよ…”と。

でましたね、病院側の本音が。
まあ、予測はしていましたし
別段おどろきはしませんでしたが、

今このように書きながら
思い出すと、
少々腹立たしさも覚えます。

もうちょっと
言い方もあるのではないか、と。

まあとにかく、
母親も医師等からはっきり言われ
まあ
それ以上食い下がることはせず
しぶしぶ受け入れるような感じでした。

ということで
退院時期は
11月末から12月初めあたりで
それについては
また今後相談ということになりました。

まあ
12月初め前後の退院ということであれば
今のリハビリ病院に入院からだいたい3ヶ月くらいであり
当初受けていた説明の通りになる感じではあります。

今後、退院に向けて
介助の指導、
またケアマネと
どのサービスを利用していくかという
話しを進めていく必要があります。

10月26日

今日は病院で
車いすとベッドの移動介助、
そしておむつ替えの指導を受けました。

苦戦しました。

とくにおむつ取り替えについては、
大便が出ていなかったにもかかわらず
慣れないのも手伝い
(子供のおむつを替えた経験もないので…)
腰も痛く
きつかったです。

これを
これから毎日何回も
取り替えなくてはいけないとなると
まじでしんどい……
と思いましたね…

まあ、
慣れもあると思いますが。

救いは、
一人でやるわけではなく
母親と協力してやっていく
ということですね。

まあ、
一人でもやっていけるように
していくつもりではありますが…

とくに
父親の場合
べちゃべちゃの
軟便がでるので

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その時の
処理が大変になりそうです。

入院中も
軟便がおむつをはみ出て
シーツを汚している場面を
何度か見ているので;

退院後の生活において
まずはこれが
最初の関門になりそうですね

しかも他にも
やらなくてはいけないことが
まだまだ山積みなんだけどな…

最近、
周りの人に対して
これから在宅介護を始めることを伝えると
“えっ?大丈夫?”
とか
“大変だぞ”
という言葉をかなりもらいます。

このように
実際に練習をしてみると
在宅介護が大変だということが
一つ
身にしみて迫ってきた感じです。

今日はあと、
夕食の時間
母が食事介助する場面を
見学しました。

夕食時は
あまりゆっくり食べられる
雰囲気ではないので
時間をかければ
一人でもなんとか食べられるようなのですが
母がスプーンで
父の口に食事を運んでいました。

食事は
お米についても
完全なおかゆ状態ではなく
水分が多めではあるものの
おかゆ以下のやわらかさのもので
おかずについても
柔らかめではあるものの
とろみはつけていないものでした。

食事後は、
病室の洗面台にて
母が父の歯磨きをする場面を見学。

これに関しても
苦戦しているようでした。

一応
病院でも口内ケアをしているようですが
しかし
それはかなり不十分なものであることは
確実な感じがします。

ひとりひとり
じっくりと歯を磨く時間がないのでしょう。

家族が介入しないと
まだそれなりに残っている
歯の虫歯の進行が
はやまってしまうといった感じに見受けられます。

これも
自宅に戻ったとき
どうしていけばいいか
懸案事項になりますね。

今日の介護指導において
練習していく中で
こちらが言っている指示が
父に通らず
逆に拒否反応を示されることがあり
その時、
やはりかなりの
ストレスといらだち
を感じました。

練習においてでも
こんな感じです。

これが毎日続くとなると
介護殺人が起こるのも
(もちろんあってはよくないことではありますが)
うっすらとではありますが
理解できる気がしました。
(恐ろしいことではありますが…)

自分たちはこれから
そのような危険をはらんでいる
大きな試練に向かって
挑んでいかなくてはいけません。

挑んでいくというよりか
もちろん挑むという姿勢をもちつつ
いかに
上手に立ち回り
借りられる手は借りまくりながら
悪い事態を回避していくかという
柔軟さ、したたかさも
必要になっていくかと思います。

退院まで約1ヶ月。
それらのことも
できうる限り
学んでいき
準備していきたいと思っています。

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