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47連銭葦毛

・モンテクリスト伯はダングラールに案内され、ダングラール夫人とあいさつする。夫人はすでにドブレーからモンテクリスト伯のことを聞いており内心興味津々だった。

・その中でダングラール夫人は召使いから、自分の立派な馬・連銭葦毛を夫が売ってしまったということを聞き、この事について主人のダングラールに対して苦言を言う。

・さらにその連銭葦毛は、モンテクリスト伯が持っていることがわかり、ダングラール夫婦間には気まずい雰囲気が漂う。
ドブレーとモンテクリスト伯は、それに夫婦の険悪な雰囲気に巻き込まれまいと、辞去する。

・(モンテクリスト伯は、会いたいと思ったダングラール嬢には会えなかったが、計画通りに事が運んだと心中思う。)

・その後、モンテクリスト伯はダングラールから買った馬・連銭葦毛に宝石をつけて、ダングラール夫人を返す。

・モンテクリスト伯はオーティユの家に行き、奴隷のアリに”暴れ馬がくるから投げ縄で止めてくれ”と命令する。

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・しばらくしてヴィルフォール夫人と息子のエドワールを乗せたダングラール夫人の馬車が暴れて制止不能な状態で突っ込んできたところ、アリが投げ縄で止め、モンテクリスト伯がヴィルフォール夫人とその息子・エドワールの二人を助ける。

・(モンテクリスト伯はこの時、気絶したエドワールを着付け薬で起こし、エドワールがモンテの薬箱を勝手に開けようとするところ”その中には危険な薬があるからだめです”とわざと言葉に出して注意する。その時ヴィルフィール夫人は、危険な薬に興味があるらしいことをモンテクリスト伯は見透かしていた)

・この事件でヴィルフォール夫人はモンテクリスト伯を信用するようになる。さらにモンテクリスト伯のこの英雄話は、パリ中にとどろき渡る。

※この章の話も、ドラマでは転用されていませんでした。
ただ、入間夫人が毒物を使っており、その使用をけしかけるための手紙をモンテクリスト伯真海(暖)は山口紗弥加演じる入間の妻・瑛理奈に送るシーンはありました。

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