ひよっこ 第22回 4月27日の内容分解
ネタバレ注意↓↓↓
1965(昭和40年)3月15日 みね子の卒業式の日
谷田部家
みね子は、父の実(沢村一樹)が東京で買ってきてくれた靴をはいて登校しようとする。
玄関で、母の美代子(木村佳乃)に行ってきますのあいさつをして出発するみね子。
畑で遊んでいるちよ子(宮原和)と進(髙橋來)。
みね子はちよ子に、自分が卒業したらこの自転車はちよ子のものになるから大事にしなと声をかける。
喜ぶちよ子。
茂(古谷一行)にも声をかけて出発。
自転車を走らせながら、自転車に感謝するみね子
助川家
時子(佐久間由衣)は、卒業式に向かうため家を出ようとするが
君子(羽田美智子)が“自分もいかなくていいのか”と心配そうに引き止める。
“大丈夫だって”と呆れながら応対する時子は、家族に見守られながら家を出る。
みね子が到着する。
みね子の新しい靴に気づく時子。
角谷家
雪がちらつく中、卒業式へ出発しようとする三男(泉澤祐希)。
母のきよ(柴田理恵)からは、“さっさと帰ってきて手伝え”と言われる。
三男は、改めて家族に向かって“今日までありがとうございました”と元気に叫んで出発する。
きよはその言葉に心打たれ、ぼっとしてしまい、座っていた三脚から落ちて気を失ってしまう。
きよは、征雄(朝倉伸二)と太郎(尾上寛之)に運び出される。
バス停
三男は車掌の次郎(松尾諭)にあいさつ。
みね子と時子がまだきていないので、もう少し待ってくれという三男。
“またかお前ら”と呆れる次郎。
みね子と時子が走って向かってくる。
バスに乗る3人。
バスの中
時子と三男は、みね子は絶対に泣くとはやし立てる。
絶対に泣かないというみね子。
お互いにそんなことを言い合う。
みね子は、三男に“今日の私はどこかちがうでしょ”と足をバタバタしながら聞くが“わからない”と答える三男。
“ダメだね茨城の男は”という時子。
みね子は“靴がちがうでしょ”というも、反応が薄い三男。
ダメだ、と呆れるみね子と時子。
次郎が“3バカを乗せるのもこれで最後か”と言う。
“3バカって何よ。1バカでしょ”と返す時子に、
“1バカってだれだ?みね子か”とはやす三男。
みね子は心の中で実に語る。
“私は泣かないと決めました。高校生活最後の日を、泣いてよく覚えていないということがないように”
谷田部家 畑
畑仕事をしながら、みね子の卒業式が始まっている頃かねとつぶやく美代子と茂。
美代子は、仰げば尊しを口ずさみ始める。
そこに君子“つまんないから遊びに来た”と来る。
さらに、きよも“なんか来てしまった“と駆けつける。
谷田部家 家の中
お茶休憩をする3人。
それぞれの子ども、が3人一緒に東京へいくことに、安心だと言い合う。
君子は、春からもこうして3人で集まろうと提案。
きよは、いずれ家をでなくてはいけない三男坊の三男に対して、わざと厳しく接してきたから、自分は嫌われていると泣き出してしまう。
涙ぐみながら、そんなことないと励ます美代子と君子。
泣きあう3人。
学校
結局泣いてしまったみね子。
教室では皆が、泣き合いながら、声を掛け合っている。
みね子は心の中で実に語る。
“お父さん、高校生活をありがとうございました。みね子は幸せでした…”
第22回 終わり