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CRISIS 公安機動捜査隊特捜班 第6話の内容分解。

ネタバレ注意!↓↓

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特捜班室 新たな任務

吉永(田中哲司)から新しい任務が伝えられる。

都内のコンビニの防犯カメラに写り込んだのは、11年前、地下鉄爆破テロの犯人、里見だった。
実行犯3人のうち、2人はすでに逮捕されており、里見だけが指名手配中だった。

待機を命じられる田丸(西島秀俊)と稲見(小栗旬)

稲見は田丸につれられ、11年前のテロの現場に連れて行かれる。

地下鉄の駅 11年前のテロの現場

11年前のテロについて稲見に説明する田丸。

里見は11年前、地下鉄にスーツケースを起き、電車が出発したあと携帯で爆破させたという。

田丸は当時、公安におり、この事件で公安はパニックになったという。
当時の捜査に欠陥はなく、テロは偶発的に起きたものと処理されたという。

“テロは、予兆だけでも平穏な日常にヒビが入り、起きれば日常が破壊され、二度と同じ形に修復できない”

鍛冶と青山の会話

青山(飯田基祐)は、鍛冶(長塚京三)に対して、里見の件には手を出さないほうがいいと言うも、
鍛冶は、“里見は靴の中に入った小石、取り除く”と答える。

鍛冶は警視総監の乾からの連絡を受ける。

警視総監「乾」と鍛冶の会話

警視総監の乾は、11年前のテロ事件の折に、様々な調整に奔走した鍛冶を褒める。
そして、3年後くらいに警視総監になりたいだろう鍛冶に対して、里見を捕まえれば大手柄だ、失敗しないように注意せよと告げる。

匿われる里見

健康食品会社で匿われている里見。

社員たちは里見に対して、警察が動き出したことを注意する。

しかし動じない里見。逆に計画が実行しやすくなったという。

拳銃を取り出す里見…

特捜班室

大山(新木優子)は、昔の仲間の力を借りて防犯カメラをハッキングし、里見の隠れ家を追っている。

大山は、逃亡犯などが自分の名前をネットや掲示板でチェックする傾向を逆手にとって罠を張り、隠れ家を探そうと提案。

大山は、ネットに“里見を見た”という書き込みを行う。

里見の隠れ場所

大山の書き込みを見て、里見の移動を促す社員たち…

特捜班

大山は、書き込みに反応した投稿のIPアドレスから、里見の隠れている健康食品会社を突き止める。

吉永の指示で、里見の乗った車を追跡する田丸と稲見。

里見の追跡

里見の乗った車を追跡する田丸と稲見。

しかし追跡が悟られ、大型の店に入り込む里見たち。
それを追う田丸と稲見。

店の奥の人気のないところで、稲見と田丸たちに襲い掛かってくる里見の部下たち5人。

5対2の戦闘シーン。

田丸と稲見は死闘の末、5人を制すも、里見には逃げられてしまう。

稲見は11年間も姿を隠していた里見について疑問をもち、田丸に問い詰める。

田丸は、11年前の噂話として、公安の潜入捜査官が教団に侵入し教祖の指示でテロを実行したという話をする。

稲見は、里見が元は捜査官だとしたら、この間、田丸がいっていたように、現実に戻りたい大切な何かをなくしたのかと推測する。
そして、里見が警察官だったとしたら、その足取りを掴んであげ、それがさらには里見をつかまえる近道ではないかと訴える。

とある墓

“鍋島”と書かれた墓石の前にただずむ里見…

特捜班室 里見の素性

大山は、10年ほどの足跡が全く見えない警察学校卒業者のデータをハッキングする。
すると“鍋島”という男が浮上する。

里見は、元は“鍋島”という警察官だったことが明らかになる。

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特捜班の5人は、里見が東京に姿を現した理由を探り始める。

田丸は、里見を匿っていた健康食品会社の資産のマンションを探るよう提案。明日が実行日だったら、そこでじっとしているはずだと推測。

里見の隠れ家

里見は隠れ家のポストに隠しカメラをセットする。

しばらくして、田丸と稲見が場所をつきとめ中に入るのだが、里見に逃げ出されてしまう

鍛冶と青山の会話

青山は鍛冶に特捜班の捜査状況を報告する。

鍛冶はすべて見透かしているかのように、特捜班が里見の目的にたどりつけなかったら自分がヒントを与える、
またそれに気づいたとして応援を要請してきてもそれに応えるなと青山に指示する。

特捜班室

特捜班では、里見のテロの標的について話し合う。

稲見は、自衛隊時代のテロリスト心理について学んだことを話す。
テロリストの標的には2種類しかなく、一つはシンボル――国民の誰もが知っている場所や人、
もう一つは、テロリストの個人的な恨みや復讐から選ばれる場所や人。

稲見は、今まで自分たちは、象徴だけにとらわれていたが、里見は恨みを持っている人を狙っていると推測。

田丸は、11年前の公安の上層部について調べ、そしてその中に最近大きな動きがあった人物をピックアップするよう大山に提案。

すると、ドラマ冒頭で鍛冶に話をしていた“乾”という11年前に公安総務課課長だった人物が、3ヶ月前に警視総監になったという情報を獲得。

吉永は、乾の自宅の出入りが危ないといい、乾の出勤時間が近い現在、急いで出動を命じる。

青山

青山は吉永から、乾警視総監の身辺警護強化の要請を受ける。

警視総監を守る

特捜班は、車で乾警視総監の元へ急行する。

一方里見は、乾の自宅マンション前にて、車の中で待機している。

乾警視総監がマンションの入口から出てくる。

それを出迎える護衛。

突然銃声がして、護衛が里見に撃たれる。

乾に銃口を向ける里見。

銃が発射されるやいなや、稲見が乾を抱きかかえ、車まで運ぶ。
田丸が里見を取り押さえる。

撃たれた護衛は防弾チョッキを着ており無事の様子。

里見を取り囲む特捜班の5人。

稲見は里見に、どうしてテロを実行したかを問う。

里見は11年前のことを語りだす。
“教団のテロ実行の日程を知り、公安に報告を入れた。
その後、公安ががさをいれて自分の任務は終わるとおもっていたが、自分は逃げないようにと3日間、狭い部屋に監禁された。

しかし何も起こらなかった。自分は報告を無視され、仲間に裏切られた。
テロ決行日、教祖の指示通りテロを実行した。実行していなければ、リンチされ殺されていただろう。

自分は本当の世界に戻る理由をなくした。だからテロを実行した”

稲見は里見に、警察官ならリンチされ殺されても、テロを実行して人の命を奪うべきではなかったという。

それにたいして里見は、その理屈は正しい、しかしおまえが俺と同じ状況になった時、本当の答えがわかるだろう、と応える。

稲見は、おまえの言うことが正しいということを証明するものは何もないと言い放つ。

里見は“それがお前らのいる世界だ。すぐにわかるさ”と言い残す。

……

その後、里見は刑務所でクビをつって自殺する。

おちこむ稲見

夜の部屋で一人おちこむ稲見。

バーで知り合った女性、松永芳からの電話を受ける。
稲見は、“仕事で嫌なことがあったが、もう大丈夫。光が見えたから…”と松永に語る…

第6話 終わり

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