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CRISIS 公安機動捜査隊特捜班 第10話(最終回)の内容分解。

ネタバレ注意!↓↓

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爆破される特捜班室

結城の爆弾により、特捜班室は爆破される。
爆破直前、稲見(小栗旬)が、爆弾を取調室に放り込んだことにより被害が大分抑えられたため、
特捜班の5人は、ケガをしたものの死に至ることはなかった。

吉永(田中哲司)は、冗談まじりに“10分だけ休んでいい、その後、反撃だ”と皆に呼びかける。

休憩後

爆破された特捜班室に入り直す特捜班の面々。
樫井(野間口徹)の分析によると、爆弾は自分たちを殺すためでなく、嫌がらせの意図があったという。

稲見は、結城との関係について皆に話す。
“自分は結城と、数々の任務をこなしていった。国のためにやっていると思っていた。
しかし、公にできない任務をやっていくうちに、自分がやっているのは国民のためでなく、国家のためにやっているのではという疑問を持つようになった。
しかしその迷いを押さえつけながら任務をこなしていき、自分の中でその疑問が爆発寸前までふくれあがった。
そしてある日、事後処理のため人を殺す任務を行ったのだが、その任務がきっかけで自分は除隊した。
その後、生きる当てがない自分を鍛冶(長塚京三)が拾ってくれた”

田丸(西島秀俊)は、結城も同じく、何らかの任務によってここまで変貌したのだろうと言う。

大山(新木優子)は、結城に渡したUSBにウイルスを仕込んでおり、ネットにつながっている状況であれば遠隔操作できると明かす。

そこに青山(飯田基祐)が入室、
新しいオフィスを用意したから、そちらに移れといって去っていく。

結城の追跡 夜

結城は隠れ家にて、なにやら矢尻を削っている。
そしてパソコンを広げ大山から奪ったUSBをつなげる。

一方、特捜班室では、大山のパソコンに結城のパソコンの状況が届く。そして結城の居場所を把握する。

結城は、閣僚のデータを見ていき、明日の天気を調べる。

特捜班は車両に乗り結城の居場所に向かいながら、結城のパソコンを調べていく。

その後。

隠れ家付近にて、車に荷物を積んで出発する結城。

特捜班が駆けつける。

しかし結城は、特捜班が来ていることに気づいていた。

結城の車に銃を向ける稲見。
結城の車が稲見に突っ込んでくる。

動かない稲見。
田丸はとっさに稲見に飛びかかり、突っ込んでくる結城の車から稲見を避けさせる。
“自分を罰そうとして死のうとするな!”

青山と鍛冶

鍛冶と青山は話す。
青山は、結城のターゲットに心当たりがあるのなら教えたらどうだと進言。
しかし鍛冶は、このまま黙ってみていろと言う。
“楽しくなってきたな、わくわくする”

結城のターゲット

結城は岸辺の住んでいる向かいのマンションの住人に対してナイフを突きつけ脅し、その部屋に入る。
そして弓をもって、窓から外を眺める。

一方、内閣総理大臣の岸辺(竜雷太)が自宅から出ようとする。
結城は、弓に矢を構え、岸辺を狙う。

矢がはなたれ岸辺の左肩に当たる。

結城の恋人、テロの動機

昨夜のことについて稲見は田丸に話そうとする。
田丸はそれを遮り、“気持ちはわかる。自分も同じだった。俺の前でお前を死なせるようなことはしない”と告げる。

吉永は、結城のパソコンからテロについてのデータはなかったと話す。
しかし、結城の恋人と思わしき女性の写真があった。

田丸は、その女性に見覚えがあるといい、大山に、1年前の爆発事故の新聞記事と、死亡した被害者の写真を出させる。
すると、その結城の恋人らしき女性は、1年前の爆発事故による被害者の一人だったことがわかった。

吉永は、この事故に裏があり、結城は恋人の復讐のためにテロを実行していると結城のテロの動機について推測する。

吉永の携帯に電話が入る。
テレビのニュースでは、岸辺総理大臣が転んでケガをしたという報道がされる。

岸辺を見舞う鍛冶

鍛冶は岸辺を見舞いに病室に入る。

鍛冶は、このような事態になったことを詫びる。
岸辺は、“昔なら腹を切らなきゃならん事例だ、それがなくなってよかったな”と嫌味を言う。

そして岸辺は、1年前の事故についてふれて、どこから自分のことが漏れたのかを問いかける。

鍛冶は、全力で解決にあたると言う。

岸辺は、特捜班のことにふれ、折り入って頼みたいことがあると告げる。

結城の真のターゲット

結城が矢を射た現場に検分にくる稲見と田丸。
稲見は、結城の腕からして、この距離から急所を外すとは考えられず、なんらかの意図によりわざと急所を外したと話す。

田丸は、電話に出る。

鍛冶に呼び出される田丸と稲見。特捜班の皆が集められていた。

鍛冶は特捜班に、明日アメリカから帰国する岸辺総理大臣の息子である岸辺大介の警護に当たれと命じる。

稲見は任務に付く前に、結城の本当の標的を教えてくれと鍛冶に請う。
1年前の爆発事故に、岸辺が、もしくは岸辺に関わる関わる誰かが関わっているのか?と

鍛冶は、結城の標的は結城大介に間違いないと断定する。

爆発事故を起こしたのは大介だったのかと問う吉永。

鍛冶は言う。
“大介は、父親への反発から過激派組織に入っていた。本来は東京駅を爆発する予定だったが、怖気づき、カフェに爆弾を置いて逃げ出した半端なやつだ。それによってカフェで爆破がした…”

そして鍛冶は、国の体面をたもつために事件を事故として取り上げさせ、大介をアメリカに逃したという。

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鍛冶のその処置に対して、反論する特捜班たち。

鍛冶は、大介の警護はうけられないというのか?と問いかける。

吉永は“いえ、しっかり守ってみせます”と任務を受ける。

鍛冶は稲見に改めて、結城が引き金を引いてきたら、ためらわず引き金を引けと言い残し、退出する。

結城の回想シーン

爆破されたカフェにて、爆発に巻き込まれて死んでしまった恋人を、泣きながら抱きかかえる結城。

結城は恋人の遺品だった指輪を握り、車を走らせていく。

岸部大介の警護 結城の奇襲

特捜班たちは、岸辺の息子・大介について報道されているニュース記事をネットで調べている。

報道陣に囲まれる中、帰国した大介を警護しながら輸送していく特捜班たち。

車を出発させるが、マスコミのバイクに追跡される。

田丸は、このままマスコミに着けられたまま病院に向かうのは危険であると吉永に電話で相談。
吉永は、一旦、オフィスに戻って手立てを考えようと指示をする。

そしてオフィス前に車を停める田丸。

すると追ってきたマスコミの中にまぎれて、結城の乗ったバイクが襲い掛かってくる。

結城は爆弾の入ったボストンバックを投げつける。

田丸はとっさにバックを路地裏に投げるのだが、爆風により気絶してしまう。

襲い掛かってくる結城。

稲見は岸辺大介をつれて、オフィスビルの中に入っていく。

結城は大山を即座にダウンさせ、次には樫井の頭に銃を向け、吉永の動きを封じる。

樫井は反撃に出るも、胸を銃で撃たれてしまう。

結城と格闘する吉永。しかし結城に気絶させられてしまう。

結城は、ロックされているオフィスのドアを銃でこじ開け、中に侵入する。

エレベータに5階にあがる結城は、銃を構えながら慎重に進んで行く。

稲見が待ち伏せする。

稲見と結城の格闘が始まる。

結城はナイフ、稲見は警棒をもって激しい格闘をする二人。

稲見は結城に左肩を刺されるも、渾身の力を振り絞り反撃する。

しかし、左肩のケガにより劣勢に立たされる稲見。

その時、岸辺大介が結城が落とした銃を拾い上げ、結城に銃口を向ける。

一方、結城に倒され路上で気絶していた吉永、田丸、大山の3人は起き上がる。。
胸を撃たれて死亡したと思われた樫井だが、銃弾が胸ポケットに入っていた物?が盾になっていたことにより、生きていた。

結城に拳銃を向ける岸辺大介。

結城は大介に銃で肩を打たれるも、銃を奪い、大介に銃を向けるのだが、同時に稲見も結城に銃を向ける。

結城は、1年前の恋人が巻き込まれた爆破現場に行った時の話を泣きながら始める。
“俺の愛する人の死は、国家にとって不都合なものだった。だから口止めされ、部隊の任務から外された。生きる屍になった俺に残されたものは復讐だけだった。”

稲見は結城を取り抑える。

上がってきた特捜班の4人は岸辺大介を保護する。

稲見は結城に語る。
“俺も同じ生きる屍だ。一瞬だってきちんと生きた心地がしなかった。お前もそうだろう。俺がお前を解放してやる”
そして稲見は、銃を結城の頭に向けて発射…

したかと思いきや、わざと外す。
“今、お前は死んだ。でも、生き返れ。俺がうらやむぐらい、生きることを楽しめ”

その後、特捜班は結城を外に連行する。
しかし、外に出た瞬間、結城は何者かにより狙撃され射殺される。

鍛冶が率いる警察の特殊部隊だった。

特殊部隊は大介をひきあげる。

鍛冶率いる特殊部隊は、特捜班たちを取り囲む。
“俺たちはこのために、おとりにされたんだ”

鍛冶を見つめる特捜班たち。
鍛冶は去っていく。

鍛冶の回想 岸辺の頼み

岸辺は鍛冶に頼み事という命令をする。
“結城を放っておくと国家にとって脅威になるから、結城を釣り上げるために息子を餌として提供しよう、その後の処理はまかせる、息子は2人いるから一人いなくなってもどうにかなる…”

特捜班の今後の処置 鍛冶の誤算

青山は、鍛冶に特捜班の今後の処置について相談する。

鍛冶は、特捜班の面々がマスコミに顔がバレたから、しばらく休ませて、ほとぼりが冷めた頃、もう一度走らせて、その時コケたなら…と、最後は濁して説明する。

“あいつが撃ってればすべては丸く収まっていた。俺の見込み違いだったのか…”と臍を噛む鍛冶…

特捜班のその後…

樫井は警視庁を標的とした爆弾の設計図を描いている。

大山は、再び“岡田以蔵”として、平成維新軍と思わしき人物とチャットをして、今まで手に入れた裏情報を横流ししている様子。

吉永は、土岐田から“今後のことも含めて、君とゆっくり話したい”と言われている。

田丸は例の教会にて、以前からあっていた謎の男・佐藤と面会する。
そして佐藤から“決心がつかれたのですか”と問われる…

稲見は、部屋で呆然とふさぎ込んでいる。
携帯電話を出し、松永芳の連絡先を開くも、電話を置いてしまう。
そしてしばらくして、何かにとりつかれたような表情になる…

そして最後、テレビニュースでは“緊急ニュースが入りました”との報道が……

第10話(最終回) 終わり

★最後の終わり方はなんなんだ?ww

平成維新軍も、すべてが出てくる前に終わっているし、ちょっと中途半端な終わり方が否めないと思う…

ちょっと尺がたりなかったのかな?

まあ、現実の世の中もこんなもんだと言えばそうなのかもしれないけど…

もうちょっと、ドラマチックな終わり方でもよかったかと……

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