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35撲殺の刑
・フランツとアルベールは、朝、モンテクリスト伯を訪ねる。
フランツは、モンテクリスト伯が船乗りシンドバッドかつ、死刑員の一人を助ける密談をしていた男であると確信したが、モンテクリスト伯は素知らぬ顔で接してきたため、自分の勘違いかと思ったり、はたまた、伯爵を試そうと試みようと、伯爵が段取りをしたであろう今日執行される死刑について話題を振る。
・伯爵はあっさりとその話にのりながらも、“自分を苦しめた輩をあっさりと殺すことはしない、自分が味わった苦しみと同じ苦しみを味あわせる”という自らの心情を二人になにげなく語る。
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・その後モンテクリスト伯は、二人を豪華な朝食でもてなし、さらに、本日の死刑執行を見られる部屋を用意させ、そこへ向かうことに。
・伯爵は、死刑員2人のうち山賊ヴァンパの仲間である一人は免除になることをフランツとアルベールに告げる。
予告通り、一人は死刑執行を免れる場面を眺め、さらにもう一人の恩人殺しの死刑員が撲殺される有様を見る3人。
フランツとアルベールは腰を抜かし顔面蒼白になるなか、伯爵は傲然と笑っていた。
※ドラマでは、原作におけるアルベールとフランツに対応する登場人物が省かれているため、この章も、ドラマではつかわれていません。
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