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36ローマの謝肉祭

・処刑の場面を見て気落ちして気を失ったフランツとアルベールが落ち着きを取り戻したあたり、二人はモンテクリスト伯にすすめられ仮装衣装に着替え、謝肉祭まっただ中の町中へ馬車で繰り出す。

・祭りの賑やかさに気を取り直した二人。アルベールはその中できれいな女性と意思の疎通をしあうようになり、ついには謝肉祭の最後に会おうという手紙を受け取り、有頂天になる。

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・フランツは、モンテクリスト伯が自分と会うのが初めてではないことを言わないことに違和感を覚えつつも、自分たちによくしてくれる伯爵の気分を害するのは気が引けるということで、そのことには言及しないでおこうという気持ちになる。

・謝肉祭最後の日、アルベールは約束通り、意思疎通した女性と会い遠くへ姿を消す。それをフランツは見守る。
(ローマの謝肉祭の様子が所々に描かれている)

※ドラマでは、原作におけるアルベールとフランツに対応する登場人物が省かれているため、この章も、ドラマではつかわれていません。

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