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83神の手

・カドルッスの助けを呼ぶ声に応じたように、ブゾーニ司祭(モンテクリスト伯)とアリは刺されて倒れているカドルッスの元にかけつける。

ブゾーニ司祭は、すぐにも死にそうなカドルッスに気付け薬をのませ一時的に延命させながら、カドルッスに”ベネデッドによって殺されます”とかいた書面に署名させる。

さらにブゾーニ司祭はカドルッスに、アンドレアがおまえを伯爵に殺させるために図面を書いて、さらに事前に伯爵に泥棒が入ることを知らせたことなどを話して聞かす。

そんな非情な司祭に対してカドルッスは非難する。

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それに対して司祭は、変装のカツラをとり自らモンテクリストであること、さらにさかのぼってエドモンダンテスであることを明かす。

カドルッスは最後、懺悔の言葉をつぶやきながら息絶える。

モンテクリスト伯は「これで一人」とつぶやく。

※この章のシーンについては、ドラマにおいても原作になぞられた感じでした。
安藤完治と神楽留美によって土に埋められた門沢類は、一度掘り起こされます。
そして虫の息の門沢類に対してモンテクリスト伯真海が、自分は柴門暖であることを打ち明けとどめを刺します。
そして「これで一人」とつぶやきましたね。
この台詞は、原作(翻訳)の通りの言葉でしたね。

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