もくじ
ひよっこ 第12回 4月15日の内容分解
ネタバレ注意↓↓↓
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東京 警察署
実(沢村一樹)を探してくれと泣きながら必死に訴える美代子(木村佳乃)
(当時、出稼ぎ者は100万人おり、行方不明者も1万人ほどいたという)
しかし、それも甲斐なく、相談部屋の外のソファに泣きながら座リこむ美代子。
そこに、先程の美代子の様子を見ていた、巡査の綿引正義(竜星涼)が現れ美代子に声をかけ、
出来る限り実を捜索したいと申し出る。
驚く美代子がその理由を尋ねると、
綿引は美代子と同じく茨城県出身でだからであり、上官からも“非番の日にやるなら構わない”という許可ももらったという。
谷田部家 夜
みね子(有村架純)は、聖火リレー計画の件について、ノートに書いている。
何人くらい集まってくれるか問いかけるみね子に
“俺が呼びかければ100人くらい集まる”と愉快に答える茂(古谷一行)
東京 赤坂 夜
落ち込みながら町中を歩く美代子。
ふと思い出し、すずふり亭のマッチ箱を取り出す。
すずふり亭
新人シェフである前田秀俊(磯村勇斗)は
閉店後の片付けを、一人せっせとしている。
その姿を座ってひやかしながら眺めている、
先輩シェフの井川元治(やついいちろう)と、ウエイターの朝倉高子(佐藤仁美)。
店主の牧野鈴子(宮本信子)は、息子で調理長の牧野省吾(佐々木蔵之介)と、
レジ前にて会話。
その時、美代子が店の中に入ってくる。
谷田部という名前だけで、実の妻と理解する鈴子。
………
美代子から、実が失踪したという事情を聞いた鈴子と省吾。
省吾は“絶対に失踪なんかじゃない。実さんはおいしそうにうちの料理を食べていた”
と美代子を元気づけようとする。
鈴子は、ポークカツサンドのお返しにもらったまんじゅうの重箱を
美代子に見せる。実が、次の機会に取りに来ると言っていたという。
なお落胆し続けている美代子。
鈴子は、実がこのお重を取りに来るまで預からせてもらっていいかと美代子に聞く。
“お願いします”と頼む美代子。
料理を食べていかないかと勧めてくる省吾だが
“主人がいつか家族みんなを連れてくると言っていたので、それまでは”
と丁重に断る美代子。
谷田部 夜
藁(わら)を編んでいる茂のところに、眠れずにいるパジャマ姿のみね子が顔をだす。
やり方を教えるから手伝えという茂。
東京 上野駅 夜
騒然としていた日中とは打って変わり、
閑散として客もまばらな上野駅のベンチに、うなだれて座り込んでいる美代子
そこに鈴子と省吾が現れ、店の料理ではないお稲荷さん弁当の夜食を持ってくる。
鈴子と省吾は陽気な雰囲気で、始発まで待っているつもりの美代子におしゃべりしましょうと語りかける。
谷田部家 夜
茂に教わりながら、楽しく藁(わら)を編んでいるみね子は
茂るから、父親似だと言われ喜ぶ。
上野駅 夜
夜食を食べながら、鈴子のご近所の人たちについておしゃべりを聞いている美代子。
翌日 谷田部家 畑
学校から帰宅するみね子。
すでに東京から帰宅して畑をたがやしている美代子に声を掛ける。
しばらくの間、お互い見つめ合う…。
★鈴子が、重箱はあえて美代子の前に出し、「実が取りに来るまで預からせて」というシーンに感動。
落胆している美代子に、なんとしても希望を持ってもらいたいという思いが伝わって来るシーンだった。
こういう心遣いは、人間として、大切だと思いました!
第12話 終わり