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ひよっこ 第29回 5月5日の内容分解

ネタバレ注意↓↓↓

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寮の部屋 就寝時

豊子(藤野涼子)は、時子(佐久間由衣)に対して、みね子(有村架純)と澄子(松本穂香)の仕事について語りだす。
澄子は単純に遅いだけで、慣れればどうにかなる。しかしみね子は、不器用で、早くやろうとすればするほど失敗する、問題があると。

それに対して時子は、別角度から反論する。
“あなたは、自分は他の人と違うと思っている、故郷の青森でもそう思っていつもいらいらしていたんでしょう、もうそういう冷静に冷たく言うのはやめな、昔の自分をみているみたいだ”

豊子は、“そんなことはない、私の気持ちはあなたにはわからない”と言う。

時子はさらに言う。“いやわかる。昔の自分もそうだった。でも今は違う。今、新しい場所にきたんだから、今までのように自分は他人と違うなんて思う必要なんてない”

みね子は寝たふりをしながら、感動的な展開になっていることに感動しつつ、“この感動的な場面での皆の顔がみたい”と思う。

しかし次の瞬間、図星をつかれた豊子が、時子に飛びかかり、取っ組み合いになろうとする。
それを制止しようとする、同室の先輩・幸子(小島藤子)と優子(八木優希)。

その反動で、時子は寝ている(ふりをしている)みね子に体をぶつけてしまう。

体をぶつけられたみね子は、“今がチャンス”と、さも今の衝撃で起きたと言わんばかりに起き上がらり、“どうしたの?ケンカ?何があったの?と時子たちに問う。

“説明するのが面倒“と時子が言う中、考え直した豊子が時子に向かって“わかりました、時子さんの言うとおりにします”と素直に宣言する。
泣く豊子を抱きかかえる時子。

その様子をみたみね子は、ついはずみで“豊子にそんなこと言わせてすまんかったね…”とつぶやいてしまう。

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そのつぶやきを聞いた、寝ている澄子を除いた一同は、“えっ?どういうこと?話きいてたの?”とみね子に疑問をぶつける。

みね子は、取り繕いきれず“だって、自分のことについていわれている状況下じゃ、起きられないです”と弁解する。

それに対して時子が怒り出す“そもそも、発端は、みね子がうじうじしているからでしょ”と。
そして時子は、みね子の不器用は今に始まったことではないと、小学生と時からのみね子の不器用ぶりを具体的にあげて話しつつ、
“でもいつも笑っていた。でも今は、なんでウジウジしているのか”と。

みね子は訴える“学生の時は、できなくても笑って愛嬌で済んだが、今は仕事だから、笑ってできないと済ますわけにはいかない。仕事を失うわけにはいかない、だから仕事ができないことに悩む”

そう話すみね子に、時子は“そうだ、ごめんね”と謝る。

謝られて戸惑うみね子だが、時子は、そういう私が好きなんでしょ?私もそういうみね子が好き、と言い、みね子も同意して、お互いに仲直りする。

そしてみね子は、このような状況の中でもまったく目をさまさない澄子に枕をぶつけて、皆で笑い合う。

一方、舎監の愛子(和久井映見)は、夜間の寮の見回りをしている中、みね子たちの部屋では楽しく枕投げが始まり騒ぎ出す。
愛子は、一瞬、注意しようとするも“青春だからいいか”と、その騒ぎを見過ごす。

翌日 作業場

始業前、幸子はみね子に、“遅れてもいい、遅れた分は仲間が取り戻すから、仲間を信じて、頑張って”と励ます。

そしてこの日一日は、ベルトコンベアーが止まることがなかった。

終業のチャイムがなり、気づけば今日一日、失敗がなかったことを喜ぶみね子。周りの工員たちも、失敗のない一日を喜び合う。

みね子は、これで自分が働く人として認められたと喜びを感じる。

第29回  終わり

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