７２サン・メラン侯爵夫人(モンテ・クリスト伯　第5巻)

７２サン・メラン侯爵夫人

・ヴィルフォール邸
ヴィルフォールは、最近の自分の秘密が暴かれそうになることに考えを巡らせていた。その時、サンメラン侯爵夫人が倒れそうになりながら入ってきて、夫の侯爵が亡くなったことを告げる。
ヴィルフォールはすぐに使いを出して、妻とヴァランティーヌをモルセール伯主催の舞踏会から戻らせる。

・祖母であるサンメラン公爵夫人と対面するヴァランティーヌ。
公爵夫人は熱病にかかっているように様子がおかしい。
死んだ夫が自分を迎えにきている、寝ているとき幽霊がきているなどという事を話す。
その後、ヴァランティーヌの結婚を自分が死ぬよりもはやく行うようにせかすため、公証人を呼ばせる。

・公爵夫人が公証人と話している間、医者のダヴリニーが到着。公爵夫人の様子を聞いていくうちに、不可解な点があるということで、公証人が帰った後、公爵夫人の様子をみにいく。

・ヴァランティーヌはその後、庭に行き、マクシミリアンの密会する場所までくると、マクシミリアンの声がした。

※ドラマにおいては、美蘭の亡くなった母親方の祖父母の存在はありませんね。