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71パンと塩
・庭の温室で会話をしたり黙ったり二人の時をすごすモンテクリスト伯とメルセデス。
メルセデスはモンテクリスト伯に温室の果物をたびたび差し出すが、それを固辞するモンテクリスト伯。
・モンテは“結婚を考えた人がいたが、戦争で別れ、そのうちその人は結婚してしまった”という話をする。その話に反応するメルセデス。
“私たちは友達ですよね”とのメルセデスの問いかけに“私はあなたの忠実な僕です”と答えるモンテ。
その反応に、もう元に戻ることはできないというような壁を感じたメルセデスは、目をハンカチで覆う。
・そこにアルベールが、サンメラン侯爵が亡くなったという訃報をもってきたことにより、二人の話は途切れる。メルセデスは悲しそうに目にハンカチをあてる。
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・アルベールは、サンメラン侯爵がなくなったことにより、フランツの結婚も延期だといいながら、母が泣いている姿を見て、モンテクリスト伯と母の間になにかよくないことが起こったのではないかと心配するも”私たちは友達だとお母様がおっしゃいました”とやりすごすモンテクリスト伯。
※メルセデスとモンテクリスト伯が二人ではなしているシーンとその内容は、ドラマでも同じような会話を展開させていますね。
もちろん、息子のアルベールに対応する人物はドラマではいないといえるので、アルベールが心配するシーンはそのまますっ飛ばしていると考えられます。
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