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78ジャニナ通信

・ヴィルフォール家

ノワルティエがフランツにデビネー将軍を決闘で殺したことを告げた日から数日後、ヴィルフォールはフランツから、非難の手紙を受け取り婚約解消を告げられる。

ヴィルフォール夫人はノワルティエに、祖父の財産を孫のヴァランティーヌにあげるよう進言、その通りになるように、遺言書が作成される。

・ダングラール家
ダングラールの元にモルセール伯(フェルナン)が訪れ、アルベールとユージェニーの婚約の件について確認をしにくる。
しかしダングラールはやんわりと、その話は延期にすると告げる。
理由を問うモルセールに対して、フェルナンの過去の黒歴史をすでに知ってしまったことを隠しながら”言えない、言わないことに感謝してほしい”とかたくなに口を閉ざすダングラール。

・モンテクリスト伯邸
明くる日、ジャニナ通信というボーシャンが勤める新聞社の新聞に、フェルナンという大差が上司を裏切ったという記事が載る。
その人物が自分の父親のことであると確信したアルベールは、モンテクリストを訪ねる。
そして、友人であるボーシャンにいますぐに記事の取り消しを求め、受け入れられなければボーシャンに決闘を申し込むから立会人になってくれと頼む。

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モンテクリストはアルベールに対して、エデに真偽を確かめてみてはどうかと勧めるも、それはできないと答えるアルベール。
モンテクリストは決闘の立ち会い人、また銃剣の指南役を冷静に、丁重に断る。
いくら頼み込んでも受け入れてくれないことを悟ったアルベールはその場を辞して、新聞社にいるボーシャンに殴り込みに行く。

・ボーシャンの職場・新聞社
アルベールに問い詰められ、その記事の存在を初めて知ったボーシャンは、その記事の審議をしらべてから取り消しをするかしないか決めると答える。
アルベールは混乱し、侮辱された悔しさからすぐに決闘を申し込む。
しかしボーシャンの冷静な対応により、調査期間として3週間ののち、その記事が本当のことであったのならば、決闘するという話になる。

※この章に関しても、アルベールの人物に対応する人物がドラマにはいないので、原作とは違う展開をもったと言って良いでしょう。

・未蘭の婚約については、婚約者の死亡により、自然に解消された。

・南条の子どもはまだ小さく、また、神楽にいたっては子どもがいないので、フェルナンとダングラールのそれぞれの子ども同士の婚約については、ドラマでは展開されない。

・フェルナンの黒歴史が新聞によってすっぱ抜かれたことについては、ドラマでも展開された。南条が香港マフィアのヴァンパとつながりがあったという記事が公開された。
ただし、息子のアルベールに対応する存在がドラマにはいないので、決闘云々の話は展開されていない。

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