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117 十月五日

・モンテクリスト伯との約束の日、マクシミリアンはモンテクリスト島におり、モンテクリスト伯と落ち合う。

マクシミリアンは、死にに来たことをモンテクリスト伯に告げる。

モンテクリスト伯はマクシミリアンを地下宮殿へ導く。
そして、マクシミリアンがどうやっても、死ぬ覚悟でおり、不幸のまっただ中におり、希望をあげるにふさわしい状況であることを確認する。

そしてモンテクリスト伯は、死の薬らしきものをマクシミリアンにあたえる。

その薬を飲んだマクシミリアンは一時、気を失うが、起きたとき、そこにはヴァランティーヌの姿があった。

モンテクリスト伯はヴァランティーヌに、今後ひとりぼっちになるであろうエデを託そうとする。
しかしエデの、モンテクリスト伯を男として愛しており一緒にいくという意思表示により、エデをつれて旅立つことに決める。

・翌日、モンテクリスト伯はマクシミリアンとヴァランティーヌに置き手紙をおき、エデと二人、船で旅立っていく。
(ヴァランティーヌは、この手紙により知った、父の狂乱と継母と弟の死を知り、涙する)

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「待て、しかして希望せよ」

※この最終章については、ドラマでは尺の関係等で細かい内容はけっこう変えられてはいますが、ポイントはつかんでいる演出であったと思います。

病院に担ぎ込まれたままの未蘭を信一郎は院内で待ち続け、そのうちひょっこりと「実は少し前から大丈夫だった、継母から身を守るために危篤状態を偽っていた」と言って未蘭が現れます。
そしてモンテクリスト伯・真海からの手紙を受け取ります。
その内容が「待て、しかして希望せよ」という内容でした。

この岩波文庫のモンテクリスト伯の訳文を、そのまま使っていましたね!

ドラマでは、最後のシーンが少しあいまいというか、よくわからない感じでしたが、おそらく真海が邸宅に火をつけて姿をくらませた後、エデルヴァと一緒にいるような感じだったと思います。

モンテクリスト伯の復讐劇として、テレビニュースで特集されているシーンがあったのは笑いました(笑)

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