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第3話 内容

広(道枝駿佑)の誕生日に向けて、ケーキと携帯電話を買う結衣(沢尻エリカ)

・広が失踪してからの回想シーン 広の死亡届けを出すことを拒否する結衣…離婚する結衣と陽一…

柏崎オート 広についての話し合い

結衣は、陽一(藤木直人)の実家の柏崎オートに向かう。そこで陽一と会う。

里恵(風吹ジュン)も出てきて、結衣との再開を喜ぶ。

広を担当している児童福祉司の木野(中島裕翔)が訪問。

広についての話し合いがはじまる。

木野は、広を見つけながら届け出をしなかった門倉(小池栄子)を裁判で訴えることもできるという。

おおごとにすることは望まないという陽一たち。

しかしこのままでは門倉が…という木野。

結衣は、これまでの9年間を思えば、この先何があっても大丈夫という。

広の引取りについて話を進める木野。

陽一と結衣は復縁して広を引き取ると言う。
里恵は、この家を復縁した二人と広を住まわせ、自分は陽一がいるマンションに行くと。

ここで、広が到着する。

広と再開する里恵。喜び合う家族。

しかし、木野だけは、この先、起こるであろう困難を思ってか、厳しい表情をしている。

広の誕生パーティー後

結衣は片付けをしている中、広がケーキを食べていなかったことに気づく。

西原家の梨沙子(板谷由夏)と太治(浅野和之)も駆けつけている。

広の新しい携帯電話で、ゲームアプリ“ツナサン”をプレイしている陽一。

太治が人工知能を研究しているという話をうまく聞き流している広。

広が素直なことに驚く梨沙子と里恵。

しかし結衣は、門倉が広に当てた手紙(知らないおばさんがきても素直に喜んであげなさいと指示している)の内容が頭をよぎる。

広はトイレに行くと出ていったが、裏の倉庫に行き、誰かの電話番号を登録しようとしている。
駆けつける結衣。そろそろ帰りの時間だという。

広は、ケーキを“おいしかったです”と言って、立ち去ろうとする。

結衣は、一緒に住む話を切り出す。

離婚しているから環境が整うまで難しいのではという広。

しかし、結衣は、大丈夫、別れていなかった、今は夫婦仲がいい、今までも連絡を取り合っていたと、少しのウソを交えながら、話す。

広と門倉 電話での会話

施設のトイレで、隠れて門倉に電話をしている広。

門倉は、“禁止されているのに掛けているなら切るよ”と電話を切る。
しかし、切られてもまた電話をかけ、“しゃっくりの止め方わかったよ、聞きたい?”と電話で引きとめようとする。

門倉は、歩いている先で木野を見かける。再び電話を切ろうとする。
広は、これから柏崎さんと一緒に暮らすことになりそうだと報告。

その報告には答えず、“今度しゃっくりの止め方教えて“という門倉。

電話を切ったあと、木野と接触する門倉。

門倉と木野との会話

木野は門倉に対して、広が正式に“柏崎広”になったと報告。

門倉は“私が誘拐したわけでもない。だまして育てたわけでもない、本人が望んだから”と答える。

それに対して木野は“そうでなければ、罪になりますからね”と返す。

門倉は、“自分を疑っているのか?”と言う。

木野は言う。“2年前のことは柏崎さんには話していない。広も知らない。どうしてあなたが広を施設にあずけなくてはならなくなったか、2年間、会うことができなかったか”

そして、今後、広と接触しないように言おうとするも、門倉は、木野が大事にもっている110円が入ったパスケースの話しを出して遮る。

木野は、柏崎家の、この件を公にしないこと、騒ぎをたてたくない、門倉を罪に問いたくないという意志を伝える。
門倉の手紙を読んだことを伝え、
結衣が、一生懸命に本当の母親になろうとしていることを訴える…

一方、引っ越しの準備をしている結衣。

一方、施設にて広は、同室の先輩の田中(望月歩)から、“お前は2年前、捨てられたんだよ”と言われる。

西原家  朝

梨沙子は、娘の繭(藤澤遥)から責められている。
広が見つかったこと、誕生パーティーをやったこと、なぜ教えてくれなかったのか。
父の太治が全部ゲロってくれたと。

学校へ向かう繭。

太治は、“9年間、どこで育ったかわからない広に、繭に会わせるのが怖かったんだよね?会わせる前にチェックしたんだよな?”とドヤ顔で梨沙子に言う。

莉沙子は“朝からドヤ顔するな。こっちは忙しい”とスルーする。

柏崎オート

柏崎オートに引っ越しをすませた結衣。

夜、寝床の準備をする結衣と陽一。
陽一は、別室の茶の間で寝るという。
しかし結衣は、広と話したとき、自分たちが別れていないというウソをついてしまったことを告白し、
“だから、茶の間はやめてください。私と一緒にねてください”と、陽一に思い切って言う。

了承する陽一。

布団の準備をする2人。

結衣は、パーティーで広がケーキを食べていなかったのに、“おいしかった”とウソを言っていたことを話す。

しかし陽一は、”いやいや、美味しそうに食べてた”と言う。

ケーキを残していたのは陽一だった。

お互いに謝り合う二人。

結衣は、寝ると言っても布団を並べるだけ…と念押しする。

施設 広の部屋

広は先輩の田中に言う。
“2年前、ママが自分を施設に預けたのは、なにか事情があったから。自分は捨てられたわけじゃない。ママはそんな人じゃない”。

田中は“おまえなあ…“と呆れるも、“落ち着いたら遊びに来てください“と笑顔で言う広。

柏崎オート 広が来る

広の部屋になるという2階の一室に広を案内する結衣。
結衣と一緒に写真をとり、さらには陽一とも一緒に写真を取る広。
豪華な夕食の写真も撮る。

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それらを全て、漫画喫茶にいる門倉に送っている広。

その様子を不審に思う結衣は、“誰に送っているの”と聞くも“先輩です”とウソを言う広。

久しぶりの親子3人での夕食。

陽一は、自分にだけ、にんじんがないことをいぶかる。
“食べられるようになったの”という結衣に“なりました”と答える陽一。
仲のいい夫婦をとりつくろうとする結衣だが、ぎこちない2人。

夕食後、広の部屋に着替えを持っていく結衣。

結衣は、思い切って、自分たち夫婦が離婚しており、しかし広と一緒にくらしたいからウソをついた、
でも今後、広と一緒に暮らしたいから、正直に話した、と広に謝り、部屋を出て行く。

その後、広は、倉庫で洗濯機を直している陽一とぎこちなくも和やかに話している結衣の元へ行き、
“写真を送っていた相手は、先輩ではなくママです”と正直に話す。

結衣は真剣な表情で“正直に話してくれてありがとう。でも今後、ウソはやめようね”という。

“はい”と元気に返事をする広。

翌朝、

陽一が住んでいたマンションにいる里恵は、結衣から報告を受ける。

柏崎オートには、莉沙子が、広の教科書を、一応持ってくる。
陽一と広は、ほっとくとゲームばかりだからと公園でサッカーをやりに行っているという。

公園 広と陽一

公園でサッカーボールを蹴り合っている陽一と広。

まったくできていない陽一を“超ダサっ”という広。

その様子を眺めている門倉。

門倉麻子との対面

柏崎オートの玄関で反している結衣と莉沙子

そこに門倉麻子が訪問してくる。

戸惑う結衣。

……

居間で門倉の話しを聞く結衣と莉沙子。

門倉は、広と出会った時の状況を話し始める。
(空き家のはずの、アパートの隣の部屋にいた広を見つけたといい、虐待されていると思っていたという)

どうして警察に届けなかったのかを問い詰める莉沙子。

子どもが震えていたからだと答える門倉。自分は子どもを保護していると思い続けたという。
連れ去られた子どもだとは思わず、申し訳ないという。

ウソだ!という莉沙子。

門倉は、今から警察にいって、世間に公表して裁判を起こしてもらってもいい、
でも、あの時、自分が助けていなかったらあの子は死んでいた、申し訳ないという。

結衣も、“いえ、助けていただいてありがとうございました”という。
何を言っているの!とダメ出しする莉沙子。

結衣は門倉に、2年前に何があったのかを問いかける。
門倉は、女一人で育てていくのは大変だったから施設に預けたという。
でもそのおかげで、こうして会えたわけですから…と言う門倉。
莉沙子は、勝手なことばかりいって!と怒る。

結衣は、門倉が広に当てた手紙を読んだことを伝え、自分が知らない広のことを教えてくれと頭を下げた頼む。
こんな人に頭下げてどうすると起こる莉沙子。

そこに、陽一と広が、公園から帰ってくる。

門倉を見て“ママ”といって呆然とする広。

門倉は“広と暮らした日々は忘れた。手紙も2年前の物なので忘れてくれ、今日はお詫びと、今後、広にあわないことをいいにきた”と言って、外へ出て行く。

その後、広は、元気に振る舞い部屋に行く。
部屋の机で気持ちを紛らす広。

しばらくして、広の様子を見に部屋にいく陽一だが、広はいなかった。
結衣も来る。

机の上には、広が書いた“行かないで、行かないで”という文字。

黙って部屋を出て行く結衣。

門倉を追いかける広

去っていく門倉。広とすごした日が頭の中をよぎる。

広が“ママ!”と叫びながら追いかけてくる。

広は、門倉にしゃっくりの止め方を教える。

しかし門倉は、“本当のお母さんの所へ行きな、ママはもう会いたくない、忘れたい、忘れたから”と広を突き返し去っていく。

川辺のベンチ

木野は、自動販売機で買ったコーヒーをもってベンチにすわり、110円が入ったパスケースを見つめながら過去の記憶をたどる
小さい頃、友達からジュースをおごってやるといわれ110円を渡される。その友達は、“おれ、呼ばれたからいってくる”と言って去っていく…

門倉が来る。

その後、木野は、泣きながら座っている広を見かける。

家へと帰っていく広。
その背中を見つめながら、結衣に電話をする木野。

柏崎オート 戻ってきた広

玄関で涙を拭く広。
その様子を陰からみている陽一。

家に入る広。
どこへ行っていたのか聞く結衣に対して“コンビニで立ち読み”していたとウソをついて部屋へ行く広。

さらに聞こうとする結衣を“洗濯機が直った”といって、引き止める陽一。

倉庫にいく陽一と結衣。
洗濯機は直っていない。
“ウソですか”という結衣に“ウソでした”という陽一。

“ウソばっかり”と呆れて出ていこうとする結衣。

陽一は、自分と結衣が出会うきっかけとなった本“シンギュラリティにおける次世代の家族の在り方”の話を出す。
ロボットが人間を超えることが出来ないことの一つに、ウソをつかないということをあげる。

“ウソをつくのは、人間であり、生きているからだ”と。

……

広は部屋で、自分が書いた“行かないで”というページを破り捨てる。

一方門倉は、広の写真を涙しながら捨てていく。
……

陽一の言葉に気を取り直した結衣は、“早く洗濯機が治るといいですね”と笑顔で語る。

繭と広

柏崎オートに莉沙子の娘・繭が広を迎えにくる。

広に話しかける繭。

しかし広は、繭を無視して“いってきまーす”と出ていってしまう。

“かわいくなーい”と言う繭。

結衣は繭に謝りながらも”よろしくね”と言う。

広を追いかける繭。

広の洗濯物を干す結衣…

第3話 終わり

第2話   第4話  

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