ひよっこ 第32回 5月9日の内容分解
ネタバレ注意↓↓↓
もくじ
乙女たちの1週間の終わりと始まり
銭湯帰り 夕方
銭湯から出てくる乙女寮のみんな。【みね子(有村架純)、時子(佐久間由衣)、澄子(松本穂香)、豊子(藤野涼子)、優子(八木優希)、幸子(小島藤子)】
皆、時子が行ったという映画関係偵察の話を聞きたがる。
時子は“その前に…”と、ラムネを飲むことを所望する。
(ラムネ15円、銭湯28円、ラーメン75円、映画400円)
給料が低いので、一本を3人でわけて飲むことに。
時子の偵察の話が始まる。
人気俳優を見に来たファンたちがいる場所に行き、ファンのすさまじい行動力に圧倒されたが、
その後、残っていた担当者らしき人に“女優になりたい”と声をかけ、NHKのオーディションの案内をもらったという。
それに対して豊子は“名刺もらいました?悪い人もいるから名刺をもらうようにしないと”と心配して注意する。
時子も、“は、はい、わかりました”と素直に返事。
みね子は、“なんでそんなことを知っているのか”と豊子に聞く。
豊子は中学時代、図書館の本をあ行から読んでいき、その中で、田舎出身の女優志望の女性がだまされ踊り子になった話を読んだという。
(残念ながら読書は、“ぬ”の場所で卒業を迎えたのでそこまでしか読んでいないという)
その読書力に、一同、驚き感嘆する。
次にみね子は、クリームソーダをごちそうになった話をする。
これに対しても、一同、“いいなー”と羨ましそうにつぶやく。
(ただ豊子だけは、“ソーダとアイスは別々に食べたい”と意見を言う)
その話から幸子は“クリームソーダをおごってくれる人とデートにいきたい”とぼやき、彼と喧嘩した話を始める。
幸子の彼は、音楽家を目指しており、給料をすべて音楽につぎ込むのでお金がないという。
1万5千円の給料なのに、1回1500円もするコンサートに2日連続でいったりする、
今日の映画も、私がお金を出し、しかも彼が見たいという西部劇を見たのだが、映画を見ながら彼は怒り出し“キミはインディアンの気持ちを考えないのか?”など意見をするから楽しくなかったと。
さらにはその後、美味しいものを食べたかったのに、“贅沢だ資本主義におどらされている”と言って、コッペパンを買って公園の水を飲みながら食べたという。
さらに話題も、ロマンチックなものではなく、ロシア革命などの話になり、どんより。
そして喧嘩して帰ってきたという。
時子は、幸子が長々としゃべったことに対して“見事な長台詞だった、勉強になる”とみね子につぶやく。
優子は“でも好きなんだよね”とやさしく問いかける。
幸子は“まあ…成功するまで我慢だし、才能はあると思うし…優しいし”とのろける。
澄子はそこで“私はお金持ちがいいです…”と言うと、幸子は“なんか言った?”と立ち上がったのだが、その時のはずみでラムネがテーブルから地面に落ちてしまう。
その状況を笑い合う乙女たち。
帰り道 夜
乙女たちは、“見上げてごらん夜の星を”を歌いながら歩く。
澄子は豊子の歌が下手ではないことを指摘するが、豊子は喧嘩腰に言い返す。
“あーこわーい”と、ゆっくりおちゃらける澄子。
幸子は皆に向かって“明日からまた頑張りましょう”と元気づける。
翌日
寮の乙女たちは起床して、洗面など準備。
愛子(和久井映見)は、“体調悪い子はいない?遊びすぎて疲れたから休みます、っていうのはなしよ”と寮生に声をかける。
作業場では、みね子の作業スピードを測る、ライン長の松下(奥田洋平)。
みね子のスピードが上がったことに舌を巻く。
愛子も“ねえ、大丈夫だったでしょ”と松下に告げる。
みね子は作業をしながら、笑顔でつぶやく“ご心配をおかけしましたが、みね子はすっかり一人前です”
故郷の様子
谷田部家
ちよ子(宮原和)と進(髙橋來)が学校から帰宅する。
みね子からのはがきを、美代子(木村佳乃)と茂(古谷一行)も含め、皆で読む。
さらに、田んぼで愛犬・ジョンの散歩をさせている叔父の宗男(峯田和伸)も読み、空に向かって“頑張れ!ビートルズの情報もよろしく”とみね子に叫ぶ。
助川家
時子からの“元気です”とでかでかと書かれた一言のはがきを読む、君子(羽田美智子)、正二(遠山俊也)、豊作(渋谷謙人)
“いつ東京に様子を見にいこうかね”とつぶやく君子に、正二と豊作は“えっ”と驚く…
角谷家
三男(泉澤祐希)からのはがきを何回も読む、きよ(柴田理恵)
太郎(尾上寛之)は、“何回よんでんだ”とあきれる
征雄(朝倉伸二)も“さっさと仕事しろ”と、きよからはがきを取り上げようとするが、
きよは征雄を突き飛ばし、はがきを読み続け、泣き出す。
東京の米屋
三男は、仲の悪い親子・米屋の主の安倍善三(斎藤暁)と娘の安倍さおり(伊藤沙莉)の板挟みにあい困っている。
さおり”三男くん、あの人に、お客さんの支払いはまだか聞いて”
善三”帳簿をちゃんと読め、バカと伝えろ”
さおり”字が汚くてよめないんだよと伝えて”
三男は善三に“もしかして、二人きりになるのが嫌だから俺を雇ったんですか”と聞く。
“そうだ”と答える善三。
三男はこの状況を、家族へのはがきに“とてもやりがいのある仕事を任されて責任重大です”と書き記す。
みね子の作業場
みね子は作業をしながら、心の中で実(沢村一樹)に語りかける
“みね子は元気です。お父さんも元気でいると信じています”
建設作業所
綿引正義(竜星涼)が、実を探すため、建設に従事する作業員たちに実の写真を見せながら聞き込みをしている。
すると作業員の一人が“こないだ見たよ”と言う。
驚く正義…
第32回 終わり