母になる 第6話の内容分解
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門倉麻子という人間
柏崎家
木野(中島裕翔)が柏崎家へ来て、結衣(沢尻エリカ)と陽一(藤木直人)に門倉の説明をする。
門倉は2年前、自分をつきまとっていた知人の男性をナイフで刺し、殺人未遂で実刑を受けた。
広(道枝駿佑)を施設に預けたあとでの犯行だったという。
そこまでする門倉について、結衣と陽一は、木野の知る限り教えてくれと頼みこむ。
里恵のアパート
里恵(風吹ジュン)のアパートでは、門倉が“母親として、広のためならなんでもする”と言っている。
琴音(高橋メアリージュン)と里恵は、門倉を“母親じゃない”と諭すも、“母親ってなんですか”と質問する門倉。
木野の回想
木野は、門倉が広に送った手紙がきっかけで、服役している門倉に会いに行った。
その時、広が生まれた時についてや、手紙について質問する木野にたいして、それをはぐらかすように広のことについてしゃべりまくる門倉。
その後、木野は門倉の弁護をを担当した弁護士に話を聞きに行く。
門倉は、くっつく男からDVにあっており、そこから逃げるために広の出生届も出さずに、転々としていたという。
その弁護士は門倉を“立派な母親だった”と説明する。
腑に落ちない木野は、再び門倉を訪れ、広が生まれた時から3歳位までの写真がないことを問い詰める。
門倉は、広を育てたのは自分であるが、産んだのは自分ではない白状する。
木野はその後、再び調べていくうちに広の誘拐事件にたどり着いたという。
その後、木野は出所した門倉に、広の本当の親が見つかったことを告げ、今後、広と連絡をとらないことを約束させた。
しかしその直後、広から連絡があり、広と話す門倉。それを見かけた木野は門倉を注意するのだが、門倉は取り乱す。
門倉は混乱しており、その後、門倉本人が警察に行こうとしたりしたが、それを止める木野。
木野はさらに門倉と話をしていくうちに、門倉は落ち着きを取り戻していった。
(門倉は、刑務所で母親と同じ名前の“さなえ”という人物に会ったという話をする)
母は、病気で亡くなったが、すべてがすばらしい人だったという門倉。すべては自分が悪いのだと話す。
門倉の回想 10年前
大企業で働く門倉。
同じ会社で働く恋人と、スレ違いの日々が続く。
母から“病気だから早く結婚してくれ”という手紙を受けた門倉は、恋人に結婚の話を迫る。
しかしその後、恋人は、社長の娘との婚約が勧められていることを知る。
しかも門倉は妊娠しており、以前も2回、堕胎手術を受けていたという。
恋人に出産の話をする門倉。しかし、恋人に拒否される。
そして恋人は、社長の娘と結婚してしまう。
その後、門倉は高級マンションからボロいアパートに引っ越しをしたのだが、
引っ越しの時、アパートの階段から足を滑らせて転倒し、流産してしまう。
その後、転職先で“門倉は子どもがない”“子どもほしくないんですか”などの話を聞き、追い詰められていく門倉。
門倉の心の中に、”どうして私の望んだ人生をあるいてくれなかったの”という母の声が聞こえる。
そんな時に、広と出会う。
その後門倉は、広に慰められ笑顔を取り戻していく。
門倉は、広との出会いを”神様からのご褒美”と思う。
警察に届けようとも思ったが、広が熱を出してしまい、あやすことに。(この時、シャツに縫い付けられていた文字から、”コウ”という名前がわかる)
その後、母が危篤だという連絡を受ける。
門倉は広を、不在の交番においていったのだが、少したって思い直し、交番から出ていった広を探し当てる。
この時、“自分がこの子の母になる”と決めたという。
……
話を聞き終えた木野は、“確かに門倉さんのやったことは間違っているが、でもあなたは悪くない、あなただけが悪いわけじゃない”と告げる。
その後、門倉が柏崎家へ行ったという。
広に会わない約束をしたが、心が揺れてしまったんだろうと言う木野…
結衣の決意
柏崎家 ベランダ
陽一と結衣が、門倉について話し合う。
里恵と琴音は門倉の処置について悩んでいるという。
結衣は陽一に笑顔で、“明日、広をつれて釣りに行って。夢だったんでしょ”と言う。
西原家
広を預かっている莉紗子(板谷由夏)は、結衣から電話を受ける。
莉紗子は、門倉を警察に突き出せばいいと語るも、結衣からの言葉に“何をいっているの”と反駁する。
里恵の家
里恵は、“結衣が決めたことだから”という陽一からの話を門倉につたえる。
“あなたを柏崎オートに雇ってくれるそうよ”
しかし、里恵は“でもその前に…”と前置きする…
柏崎家
結衣は、木野に“母としてわかり合いたい。これから門倉と食事をするため、家に呼んだ”と話をする。
すべては広のためであり、広のためならなんだってすると語る結衣。
それを見守る莉紗子。
一方釣り場では、楽しく話す、陽一、木野、広の3人。
門倉が柏崎家に来る。
食卓を囲んで座る二人…
第6話 終わり