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母になる 第7話の内容分解

ネタバレ注意↓↓↓

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柏崎家 玄関先

これから釣りへむかう陽一(藤木直人)と広(道枝駿佑)。
陽一はサプライズダンスを広に教えようとするも、広は嫌がっている。
忘れ物を持ちに出てきた結衣(沢尻エリカ)は2人を見送る。

西原家

仕事に出かける梨沙子(板谷由夏)。夫の太治(浅野和之)が起きてくる。
太治は、今後大学の仕事は週1から2日だけでて、あとは家で仕事をできるように調整したという。
そして、莉紗子をいじめているというママ友たちと食事をしている写真を見せ“オレは歓迎されている”と自慢する太治。
これからは自分が母代わりになり、莉紗子に対しては、母親業をやめてもいいと笑顔で告げる。

びっくりして唖然とする莉紗子…

柏崎家 門倉の来訪

門倉(小池栄子)を招待した結衣は食事の用意をしている。莉紗子も手伝いにくる。

木野からの連絡。結衣は、広のためにも門倉とわかりあいたいという思いを語る。

門倉が訪れる。

結衣は門倉に、広のためにももめたくないと話した上で、広とは少しずつうまく行っているから、今後は心配しないでくれと言う。

門倉は、結衣に謝った上で、里恵(風吹ジュン)から広が誘拐された時の状況を聞いたことを語る。

当時、結衣達被害者家族が、賠償金を受け取っただの、あらぬ悪いうわさをたてられて大変だったという話を、莉紗子も語る。

門倉は結衣に改めて謝る。

しかし結衣が、門倉に対して“子どもができなくて、かわいそうに”といったことから、門倉の態度が豹変。“明日から雇っていただけるんですよね”とぶっきらぼうになって帰ろうとする。

驚き怒った結衣は、門倉を引き止め、本音で話せと迫る。

門倉は、結衣が広がほしがるものを買い与えていることを批判し、自分の方が母親としてふさわしいと言い放つ。

結衣は門倉に水をかけ怒るが、しかし門倉は今まで広を、しっかり育ててきたことをじゅんじゅんと話していく。

話をとめようとする結衣だが、“これが本音だ”と門倉は泣きながら語り続ける。
“あなたたち子どもがいる人に私の気持ちがわかるわけなんかない、広と一緒にいたことで、子どもを産まないのかと聞かれないことが一番うれしかった”

その時、結衣の携帯に、広から“魚が釣れた”という写真が届く。

そこから結衣は落ち着きを戻して、広が誘拐された時、かわいかっただろうと門倉にいいつつ、“私が育てた広”と。
しかし門倉は“育てたの私です”と言う。

結衣は、門倉をピンタして“あなたはなにも分かっていない!広が誘拐されていたとき、私はいくらバッシングされようとも、広が生きていることを願い続けた。あの子を生んだ母親だからよ!”

広の帰宅

広が“ただいま”と帰宅する。

玄関に行く結衣だが、姿が見えない。

すると後ろから、広がクラッカーを鳴らしながら“お誕生日おめでとう”と広に言われる。

そして、陽一と相談した結果、お母さんのお祝いに、自分が幼稚園のお遊戯会で踊る予定だった踊りを踊ると告げる。

広は、陽一と木野の3人で“チュー太の大冒険”を踊る。

見ながら涙ぐみ笑顔になる結衣。

……

一方、門倉は琴音に見送られ、立ち去っていく

西原家

莉紗子は娘の繭に語る。
“以前、広のママは広が3歳のときから時が止まっていたと言ったが、あれは違う。広のママは、その後も広にあえないことにより、より強く母親になっていた”

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そして繭の“母親やめるんでしょ”と太治から聞いた言葉に対して“やめないわよ”と言う。

繭は“いいよ、無理しなくて”と行って、ママ友からのメールが来た太治の携帯を持って太治の所へいく。

広は部屋で、“門倉のことにきかせてくれ”と近づいてきた、ジャーナリストの沢登りの名刺を見る。
沢登りに呼び止められた時、繭が“変態です”という機転をきかせてくれたことによって逃げたことを思い出す。

広は怖くなり、名刺を机の引き出しの門倉との写真の上にしまう

門倉

夜道を一人歩く門倉。

門倉の脳裏に、広とお好み焼きをたべた想い出がよぎる。

翌日午前柏崎家

結衣と陽一は、門倉を雇う話はなしなったという話をする。

昨日、泊まっていた木野が起きてくる。

結衣は、木野が普段から持ち歩いている110円の入ったプレートを拾ったといい、それについて尋ねる。
それは形見であり、ずっと気になっていることがあるから持っていると語る木野。

そして木野は、昨日の門倉のとの対面について結衣に問う。
広にちかづけさせないために法的手続きもできるという木野に対して、
“広は、門倉との写真をまだ机の引き出しにもっているから…”と言う結衣。

“長い間一緒にいたのだから、忘れろというほうが無理ですよ”という木野。

そこに、仕事の来客がきたという声がかかる。

客は中年の女性。代車はいらないという。

そんな中、帰宅しようとする木野が玄関先に出てくる。

柏崎オートの社員が客の名前を聞く。

“上牧愛美ともうします”

その名前をきいた木野は、反応して振り返る。

木野は帰ろうとする上牧愛美に対して“カンちゃんのお母さんですよね”と呼び止める。

木野は“カンちゃんが無くなる前に、110円をおごってくれて…”と語りだす。

“あの木野くんなの?”と驚く上牧。

柏崎オート 屋内

上牧(大塚寧々)と木野にお茶を出す結衣。

木野と上牧は話し始める。

木野の同級生で上牧の息子でもあったカンちゃんは、悪い仲間たちとつるんで、“チキンレース”という、2階から飛び降りて度胸を試すゲームで頭を強く打ち、亡くなったという。

木野は、そこに行くのがわかっていたからとめればよかったと後悔を語る。
(木野は、心配になり夜に電話をかけたが誰もでず、気になって向かった所、玄関で倒れていたカンちゃんを発見したという)

愛美も、早く病院につれていけばよかったのだが、当時は仕事にかまけていて息子をほったらかしにしていた自分を責める。

愛美は3人の連れ子がいる男性と再婚するために東京にもどってきたという。

愛美は、連れ子の3人のうちの一番小さい“竜”という男の子の写真を木野に見せる。

木野と上牧を見送る結衣。

陽一によばれて上牧の持ってきた車のトランクを見るのだが、そこにはゴミだらけだった。

そこには子供服もたくさんあり、気になる結衣と陽一。

木野と上牧

帰り道、話し合う木野と上牧。

木野は“また連絡してもいいか”いい、上牧も“もちろん”といって、お互い別れる。

別れ際、笑顔だった上牧は、木野の姿がみえなくなったとたん、表情を変える……

門倉とジャーナリスト・沢登

ネットカフェから出た門倉は、ジャーナリストの沢登に呼び止められる。

無視しようとする門倉だったが、“広くんの育ての親”と言われたことに反応する…

第7話 終わり

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