ひよっこ 第54回 6月2日の内容分解
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もくじ
1965(昭和40)年12月22日
向島電機の工場は閉鎖され、ほとんどの乙女たちは新しい職場・寮へと移っていった。。
喫茶店
みね子(有村架純)、時子(佐久間由衣)、三男(泉澤祐希)の3人は、喫茶店で話をしている。
正月には帰省しないというみね子と時子について、“つまらねえな”と落胆する三男。
三男は、自分も帰るのをやめようかとつぶやく。
3人のやりとりを、離れた席から変装してみている、米屋の娘・安倍さおり(伊藤沙莉)
その時、店員が転び、さおりに水をかけてしまう。
“はやくタオル!”と叫ぶさおり。
三男は、その声に聞き覚えがあり、変装したさおりに近づく。
さおりは気づかれまいとあせり、近くにいる男性客に抱きつき“私を置いて行かないで”と芝居をうつ。
“勘違いか”と思い席に座りなおす三男は、みね子たちに、働き先の米屋の父娘が仲が悪く大変だという話をする。
その話を聞いたみね子と時子は、“そのさおりさんっていう人は三男に惚れてるんでねえの?婿養子にしたいんでねえの”と言う。
三男は“冗談じゃない。三男坊で婿養子ってどんだけ日陰な人生なんだ。もっと日の当たる人生を歩みたい”という。
その話を聞いたさおりは怒って、店を出てしまう。
みね子たちは、転職の話はまだ親にしていない、落ち着いてからすると言う。三男にも、親にはいわないでと頼む。
寮の部屋
幸子(小島藤子)は豊子(藤野涼子)に洋服をあげようとしている。
澄子は座りながら寝ている。
舎監室
愛子(和久井映見)は、居眠りをしながらそろばんをはじいているのだが、頭を机にぶつけてしまい、一人怒っている。
一方、食堂の和夫は、別れが苦手だからと、ひとりこっそり去っていく。
見送り
幸子は婚約者の高島(井之脇海)と一緒に出発しようとしている。
みね子、時子、澄子、豊子、愛子の5人で見送る。
必ずまた会おうと約し合う。
さらに豊子も出発の時間がきた。
みね子、時子が別れの挨拶をする。
澄子は、豊子が作業所に籠城したときの“やだって言いたい!”という言葉を真似して叫ぶ。
豊子は“最後に首を締めていいですか”と愛子に許しを乞う。
“許す”という愛子。
豊子は澄子に“なに真似してんだよ”と一瞬怒った素振りをして、澄子を抱きしめる。
機材が運び込まれた作業場
一人座って悲しんでいる時子。
みね子が顔をだす。
時子は、これからみね子がいなくなると思うと悲しくなると吐露。
みね子も“私だってそうだよ”と返す。
みね子に抱きつく時子。
みね子も抱き返し、時子を慰める。
時子の出発
時子が寮を出ようとする。
色紙に自分のサインを書き、澄子に渡す。
抱き合うみね子と時子。
時子は皆に手を振って去っていく。
寮の食堂 突然の来訪者
食堂で、みね子、澄子、愛子の3人だけで食事をとる。
その時、寮の入口のドアを激しく叩く音がした。
怪しみながら玄関に向かう愛子、みね子、澄子…
第54回 終わり