ひよっこ 第55回 6月4日の内容分解
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もくじ
1965(昭和40年)12月27日
寮の食堂にて、たった3人で夕食をとっているみね子(有村架純)、澄子(松本穂香)、愛子(和久井映見)
その時、突然、玄関の扉を激しく叩く音がする。
来訪したのは、みね子と澄子が就職する予定のせっけん工場の社長、原田(諏訪太朗)だった。
言いにくいことをいいに来たという原田。
みね子は、就職がだめになったんだと予想する。
原田は、取引先の一つを取られてしまい、一人しか雇えなくなったと告げる。
みね子は、“予想外、2人だめになったよりきつい”と心で叫ぶ。
(この年、6千を超える企業が倒産し、全国の求人数が前年にくらべ23万人減っていることがアナウンスされる)
原田は、どちらを選ぶかは自分が決められないと、舎監の愛子に“どちらか話し合ってください”と頼んで帰っていく。
愛子は、沈んだ雰囲気を払拭しようとするかのように、みね子と澄子に、お茶を飲みながら話し合おうともちかける。
しかしみね子は、“澄子と2人で話し合ってもいいか”と愛子に頼む。
みね子と澄子の話し合い 寮の部屋
下を向いている澄子。
“どうかんがえてもみね子さんがいくわけだから、自分はどうするか…”
そんな澄子にみね子は“あんたがいきなさい”と告げる。
“でも…”という澄子に“そうしなさい”と妹に言いきかせるように告げるみね子。
“あたしとあんたは一生の仲間。むこうに行ったら頑張るんだよ”
“みね子さんはどうするの”という澄子に“わからないよ”と笑いながら言うみね子。
舎監室 愛子に報告
話し合いの結果を愛子に報告するみね子。
愛子は“切り替えて頑張ろう”と用意していたお茶とお菓子を2人にだす。
笑顔でお菓子をほおばるみね子と澄子。
舎監室を出たみね子は“体に力が入りません、年の瀬に失業者です…”と心の中で父に語る。
澄子の出発
澄子の出発の時間。
澄子はみね子と愛子に“今日までありがとう”とお礼を言う。
泣き出す澄子をあやすように抱きしめるみね子。
澄子は原田に連れられて出発する。
愛子と2人になったみね子は“どうしよう…”とため息をつく。
愛子は“いまさらなにを言っているの、しっかりしなさい。気晴らしにどこかへいきなさい”とみね子に言う。
すずふり亭前
すずふり亭を訪れるみね子。
店の前で小銭の勘定をしている時、通行人にぶつかってしまい小銭を落としてしまう。
ぶつかってしまった通行人と共に、小銭を拾い出すみね子。
その様子を見ていた一人の若い男(竹内涼真)がいた…
第55回 終わり