ひよっこ 第56回 6月5日の内容分解
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もくじ
すずふり亭前
小銭を落としてしまったみね子(有村架純)。
拾って数えるのだが、足りない。
地面に落ちている小銭を探し出すみね子だが、なかなか見つけられない。
その様子をみていた若い男(竹内涼真)は、小銭を拾ってみね子に渡す。
若い男はみね子に対して“道の真中で財布を開けたらこういうことになるのは当たり前、君が悪いでしょう”と笑顔で諭す。
さらに、みね子の小銭の探し方について“全部が中途半端”だとダメ出しをして、説明して去っていく。
みね子は心の中で“おっしゃるとおりだが、見ていたのなら一緒に探してくれたっていいのでは…”と思う。
そしてみね子はすずふり亭に入ろうとするのだが、店は休憩中で閉まっていた。
(若い男は、慶応大学に通う鳥谷純一郎という学生だ、というアナウンス)
すずふり亭の裏
先輩シェフの井川(やついいちろう)と見習いシェフの前田(磯村勇斗)は、裏庭で玉ねぎの皮を切っている。
そこにみね子が顔を出す。
井川はみね子に対して、“月末コロッケ娘”など、失礼な発言や開店前に来る客にたいする愚痴を連発する。
それらに対してみね子は膨れっ面になりながらも、“働ける場所があるってことはありがたいことではないかと思うから大切にしたほうがいい”と強く言う。
それに同感する前田。
そこに、隣の中華屋・福翠楼の主人・福田五郎(光石研)が登場、油を売りに来る。
そこにさらに妻の福田安江(生田智子)が現れ、五郎と喧嘩を始める。
みね子は井川にはやしたてられ、五郎に対しても“働く場所を大切にしたほうがいい”と強く言う。
同感する安江。
しかし五郎は“言っていることはごもっともだが、ごのバカ女房は俺がいないと店が成り立たないことを理解してない、感謝してない”と反駁する。
安江はすかさず“私が料理を作れるようになったら、あんたは即クビにする”と凄み、五郎の耳を引っ張って店まで引きずっていく。
そこに、近くの和菓子屋・柏木堂の息子・柏木ヤスハル(古舘佑太郎)が、“やってられっか…”とふてくされて登場。
甘いものが嫌いだという。
みね子は、またまた井川にはやし立てられ、“働く場所が…”と無理やり言おうとするも“うるせー、よけいなおせっかいだ”とヤスハルに怒られ黙ってしまう。
そこに柏木堂の主人・柏木一郎(三宅裕司)が、鼻歌を歌いながら登場。
一郎はさぼっている息子のヤスハルを軽く叱る。
ヤスハルは父に、“売れ残った大福みたいな顔しやがって”と反発するのだが、一郎はそれを軽くいなし笑いにしてしまう。
その一郎のユーモラスで明るいやり取りに笑い出すみね子たち。
柏木親子は店に戻っていく。
すずふり亭 店内
コロッケを食べるみね子。
落ち込んでいる様子のみね子に声をかける店主の鈴子(宮本信子)
みね子は鈴子に失業した話をする。
鈴子はみね子に“ここで働くか?”と提案。
店が忙しくなり、ホールを一人増やそうと考えていたという。
住み込みは無理だが、裏のアパートの大家さんも仲良しで便宜を図れるし、なによりみね子の身元がしっかりしているから大丈夫だという。
喜び、鈴子に感謝するみね子。
みね子は喜びあまって、厨房に向かって“谷田部みね子ワン、入ります、よろしくお願いします”と挨拶する。
しかしその瞬間、鈴子はなにかを思い出し“参ったなー”と絶句してしまう…
すずふり亭前の薬局の前
すずふり亭のホール係・朝倉高子(佐藤仁美)は、薬局の人形に向かって、何か上機嫌に語りかけている…
第56回終わり