ひよっこ 第57回 6月7日の内容分解
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すずふり亭
みね子(有村架純)は、厨房のシェフたちに、これからここで働くのでよろしくお願いしますと挨拶する。
喜ぶ前田(磯村勇斗)、それに照れるみね子。
前田は、自分は忙しい時にホールと厨房を兼任するから、誰でもいいからホールに入ってきてほしかったと理由を述べる。
“誰でもいい”という回答に、すこし落ち込むみね子。
店内からは店主の鈴子(宮本信子)が、省吾(佐々木蔵之介)をひそかに呼びつける。
井川(やついいちろう)は、“高ちゃんの許可は得た?んだよね…”と聞く。
鈴子が厨房に入ってきて、“それが問題なのよ…”と何か言いかける時に、ホール係の朝倉(佐藤仁美)が現れる。
鈴子はみね子を急いで外に連れ出す。
裏庭
鈴子は、ホール係に最終面接があるとみね子に告げる。
一番一緒にいることになるホール係の朝倉の面接が必要であり、自分が勝手に決められないという。
みね子は、朝倉とうまくやっていける自信があると告げる。
しかし鈴子は“そもそもそういう問題じゃないのよ…”とつぶやきつつ説明する。
朝倉は店の看板娘であり嫁入り前でもある。だから自分よりいい女がホールにつくことを許さない、
つまり、最終面接は、朝倉が自分よりいい女だと決めたら受からない、という話になる。
厨房
井川は、ここ何年もホール係の合格者が出ていないという話をする。
省吾も“数々の美人が通り過ぎていったもんな…”とぼやく。
回想 高倉の最終面接
高倉は、今まで美人な面接者を次々と“不採用です”と切り捨てていく…
裏庭
鈴子は、当初朝倉に“あなたがいいと思う人に決めなさい、一任する”と言ってしまい、いつのまにかこんなことになってしまったことを告げ、みね子に謝る。
そして“とにかく頑張って”という。
みね子が“なにをどう頑張れば…”というも“わからない…”という鈴子。
みね子の最終面接
厨房のシェフたちは、みね子に声援を送る。
朝倉が厨房に入ってきたタイミングで、鈴子は“みね子ちゃんをホールで雇おうと思っているんだけど…”と恐る恐る告げる。
朝倉は“ほー…へー”と上から目線の表情。
みね子を手招きして店内の椅子に座らせる。
朝倉はみね子に“ここで働きたいんだ”と勢いよく問う。
“はい”と答えるみね子。
朝倉は、“あのね”と勢い良く前置きした後、”あんみつ食べる?”とみね子に聞く。
それを聞いた鈴子は店内に入ってきて喜ぶ。
“あんみつ食べるってことは…”と店内はどよめく。
驚くみね子。
採用になった。
皆で喜び合う中、みね子は朝倉に対して“合格の決め手はなんだったんですか”と問う。
あたり、一瞬静まり返る。
朝倉は立ち上がり“皆、私が自分よりいい女を落としているって本当に思っていたの?”と皆に問う。
“そうじゃなかったの?”とストレートに聞く鈴子。
省吾は“お、おれはそう思ってなかったけど…”とおどろおどろ弁解する。
朝倉は“純粋に一緒に働きたい人をみきわめていただけ”と答える。
みね子は“先に言ってくださいよ-”とため息をつき、ほっとする。
第57回 終わり