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ひよっこ 第65回 6月16日の内容分解

ネタバレ注意↓↓↓

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みね子の起床

みね子(有村架純)がすずふり亭で働き始めてから数日目。

朝、目覚まし時計がなるのだが、起きないみね子。
早苗(シシド・カフカ)は、みね子の目覚まし時計の音が気になり“止めろ!”と叫ぶ。
マンガを描いていた新田(岡山天音)は、みね子の目覚まし時計で朝だと気づき、寝につく。(しかし、マンガ創作はちっとも進んでいなかった…)
島谷(竹内涼真)は、勉強に励み、目覚まし時計の音を気にしていない。

すずふり亭 みね子、初めてお皿を割る

すずふり亭に出勤するみね子は、開店準備を始める。(開店準備が好きだというみね子)

開店後、ホール係の仕事に奮闘するみね子、しかしまだまだ慣れない。
しかしみね子は、今日までお皿を割ったことがないということだけは自慢できると心の中で父に語る。

しかし、省吾(佐々木蔵之介)に“たまってるぞ、早くもっていけ!”と大きな声で怒られる。
その次の瞬間、みね子は初めて皿をおとして割ってしまう。

15時休憩 省吾の思い

15時の休憩時間、落ち込んで立ち尽くしているみね子。

省吾(佐々木蔵之介)は、皆に呼びかけて座らせる。
そしてみね子に“大丈夫か”と心配して声をかける。

鈴子(宮本信子)は、“お皿を初めて割ったから落ち込んでいるのよね”とみね子に話しかける。
周りも“そう、今日、初めて割ったんだよな”という感じで、和やかにみね子に話しかける。

その話に拍子抜けする省吾。
省吾は、自分も気をつけているが忙しいとつい大きな声が出てしまい、自分がみね子を怒鳴ったことによって、みね子が怖がって落ち込んでいると思い、心配してこのような場を設けたようだった。(省吾この時は、“高ちゃんならあれだけど”と発言)

高倉(佐藤仁美)は、“高ちゃんならあれだけどってどういう意味ですか”と省吾を追求する。
しどろもどろになる省吾。
前田(磯村勇斗)が“高子さんなら慣れているから大丈夫だけど、という意味だと思います”というフォローを入れる。
(省吾も“そういうことだ”と前田のフォローに乗っかる形で難を乗り切る)

みね子は、“私は全然きにしていない”と告げる。
井川(やついいちろう)は“うちは優しい方だ、他はもっと厳しいっすよ”と言う。

省吾は“ならいいんだけどな”と言いながら語り始める。
“死んだ父は、誰かが失敗しても全然怒らない人だったから、そういう店にしたいと思っている。
しかし、若い時、大きな店で修行している時、上の者が下の者を殴ったりするようなひどい現場をみて、そんな雰囲気で作った料理なんて美味しいはずがないと思った。

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軍隊でもそうだった。
いつも怒鳴られ殴られているやつがいて、見ているのが辛かった。それをかばったら自分も殴られた。
一番悲しかったことは、そのやられていた奴が、下の者が入ってきたら一番厳しくなって、自分がやられたように下の者を殴っていた。見たくない光景だった。
しかし人間は、やられっぱなしじゃ生きていられない、そういうものだと思う、無理もないと思う、だから余計に悲しいし嫌だ。
戦争が終わり、もうこういうのを見る必要がないと思うとうれしかった。”

省吾の話に皆、しんみりする。

省吾は、結論として、気づかないうちに、みね子を怖がらせていたら嫌だと思っていたという。

みね子は“そんなことないです、そんなことを考えさせてしまいすいません”と省吾に謝る。

そこに高倉は、“でもたしかに、料理が溜まっている時に、早くもっていけと言われると腹が立ちますよね”とぶっこんでくる。

それに対して井川は“できた料理を冷めないうちに持ってってもらいたいから当たり前の話だ”と反論する。

高倉も“おっしゃることはごもっともで、自分も同じ気持ち。しかし私たちの仕事は、料理を運ぶことだけじゃなく、他にも山のように仕事があるから、早くもっていけと言われても‘そんなことわかってるわよ!’と思う”と意見を言う。

高倉と井川はお互いに“はぁー?”と言い合い、和やかに反目し合う。

でも高倉は、軽く復讐していると言う。
お客さんに料理を催促された時に、しれっとした表情で“まだですかー”と厨房に言っているという。

その話に笑い出す一同。

鈴子も“こういう感じの、いいねー”と笑顔。

みね子も、このような良い職場にいることに恵まれていると感じるのだった。

第65回 終わり

★恵まれた職場ですね。たしかに、こういう和やかに雰囲気の職場っていいですね。現実は、なかなかないと思いますが…

それにしても、今回は、省吾さんの“高子さんはあれだけど”という発言に対して、高子さんが“あれってどいういう意味ですか?”と問い詰め、“俺、そんなこと言ったっけ?”とはぐらかす場面、そして前田さんがフォローを入れて、省吾が間髪いれずそれに乗っかり“そういうことだ”と言う場面、吹きました(笑)
省吾さん、まぬけ(笑)悪気はないんだけど、自分でも気づかないうちに、高子さんに対して気にするような発言をしてしまう。
そして、だれかがフォロを入れてくれた時に、間髪いれずにそれに乗っかる…なかなかのやり手ですな(笑)

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