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111贖罪

・裁判所を出たヴィルフォールは馬車の中で、自分が死を求めた妻の事を思い出し、自分の罪が明るみになった以上、妻を死なせてはならない、共に生きていこうという気持ちが芽生え、すこし希望を取り戻す。

しかし自宅にもどると、妻はヴィルフィオールに姿を見せた次の瞬間、倒れて息絶える。混乱するヴィルフォールはエドワールは死なせてはいけないと探し当てるのだが、エドワールもすでに死んでいた。
呆然としたヴィルフォールは1階の父・ノワルティエの部屋に行く。そこにはブゾーニ司祭の姿があった。

ブゾーニ司祭は、変装のカツラをとり、自分がモンテクリスト伯、さらにはエドモン・ダンテスであることを明かし、ヴィルフォールに対して、その罪を償わせたのだということを話す。

ヴィルフォールはモンテクリストを2階に連れて行き、妻と子供の亡骸を見せる。モンテクリスト伯・エドモンダンテスは予想外の事態に少々たじろぎ、子供の息を吹き返そうとするもかなわなかった。

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ヴィルフォールは庭の土を鍬で掘り返した後、走って町中へ消えてしまう。

モンテクリストは予想外の犠牲をだしてしまったことに少し悔恨の念を持ちながらも、最後の一人は生かさなくてはいけないとつぶやき、家にいるマクシミリアンとともに、出発しようとする。

※この章については、ドラマでも同じように再現されていた感じでした。
真実を公衆の映像で暴露されてしまった入間公平は、家にもどり、一度は追求した妻を許し一緒に逃げようと決意します。
その話を聞いた妻の瑛里奈は「うれしい」と喜ぶも、次の瞬間、口から血を出して息絶えてしまいます。

ただ原作と違うのは、子どもは死んでいなかったと言うところですね。
さすがにそれは、現在の苦情事情等を考慮してそうしたのだろうと思います。

ドラマの中であっても、むやみに子どもを殺してしまうと、やはり様々な嫌思いをする人も多いのでしょう、苦情もたくさん入るのでしょう。

入間公平が庭の土を掘り返すシーンもしっかりいれていましたね。

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